2005-01-01から1年間の記事一覧

再びペ・ヨンジュン

昨日の黒柳徹子とペ氏のテレ朝の会見を観たけど、以前よりペ氏への自分内好感度が上がっていることに気づく。 その番組を見ていて改めて思わされたのだけれど、ペ氏の特徴はやはり「やさしさ」だろう。本人が実際どういう人格かは知る由もないが、とにかく映…

『プロレタリア文学とその時代』

栗原幸夫著『プロレタリア文学とその時代』読了。プロレタリア文学とその時代作者: 栗原幸夫出版社/メーカー: インパクト出版会発売日: 2004/01/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る1971年に平凡社から出版されたも…

自注自解

日記タイトル(「それでも舟は進む」)は適当に決めたり変えたりした結果ですが、今回はなぜこんなタイトルになったかを自問自答してみた。 まず最初には↓この印象があったので、あやかってタイトルを付けようと思ったのですが。セリーヌとジュリーは舟でゆ…

プロフィールの写真

プロフィールにアゲた写真は近所にあるだけで別に私が働いているわけではない念。写りも悪すぎるけど、この間撮り直そうとしてたところ中のお姉さんが出てきてしまい未遂(問題行動)。そのうち変えるでしょう。

『判断力批判』読書会

カント『判断力批判』読書会に出席。 『純理』みたくどこかの出版社が別の人の訳を文庫化してくれないだろうか…やはり篠田訳はどうなのかという話が出ざるを得ないの巻。訳語の問題だけではなく、翻訳した文章によって内容をわかりやすくしようとする努力が…

購入(『科学哲学』『産業者の教理問答』『退屈な話・六号病室』)

引き続き購入(@新宿ジュンク堂)メモ。積ん読がこうして増えてゆく。科学哲学 (文庫クセジュ)作者: ドミニックルクール,Dominique Lecourt,沢崎壮宏,三宅岳史,竹中利彦出版社/メーカー: 白水社発売日: 2005/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回…

今日のさいたまスーパーアリーナ周辺は人人人ですごかった様子。さいたま市に勤務する弟の話によると、社内メールで「本日はペ様来日イベントのため早めの帰宅をおすすめします」と廻ってきたらしい(笑)。台風警報並。帰り道の路上は香水の匂いでいっぱい…

購入(『古本道場』『AMEBIC』)

たんたんと 購入記録を つけるなり古本道場作者: 角田光代,岡崎武志出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (96件) を見るこの本はかなり売れたようで。岡崎武志の出す指令にしたがって角田…

転向

藤田省三の転向論を読む(『共同研究 転向』の中巻、「昭和十五年を中心とする転向の状況」より)。 なんとなーく気になったところだけメモ。 制度の建設者は、ほとんど、デモクラシーへの一定の断念を持つものである。それはデモクラシー国家の建設者におい…

久しぶりに

久しぶりにはてなを付けてみようと思う。しばらく以前にはてなダイアリーを連続的に書き込んではいたのだけれど、ここ数ヶ月はmixiの方に気をとられてました〜。そしてmixiユーザーの何割かが確実にそうであるように、しばらくしたので少々blogがえりをして…

『ガダラの豚』より

隆心師は、この世の摩訶不思議、霊も化物も転生も、すべてを実在として容認している。ただし、飽くまで人間の魂を領土とする「実在」として。 もっとざっくばらんに言えば、隆心師にとっては、オカルティックなものが「非在」であれ「実在」であれ、「どうで…

四畳半襖の裏張り

神代辰巳監督。はまぞうのDVDでは出てきませんが。 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20013/index.html 永井荷風「四畳半襖の下張」を映画化とのこと。わたしは恥ずかしながら神代映画をはじめて観たんですが、大島渚の『愛のコリーダ』を先に観ていた…

シュトックハウゼン行ってきます

6/25のシュトックハウゼンのチケットとれた。 http://www.arion-edo.org/home/index.jsp 一応予習しておかなければね〜。Kontakteアーティスト: K. Stockhausen出版社/メーカー: Wergo (Ger)発売日: 1996/01/09メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る

文章は

web

いろいろブログの文章について自己言及的に考えても書けなくなるだけなので、適当に思いついたことを書きつけることにする。それでいいじゃないか(誰に言ってる?)。

ペットショップ

今日は友人たちにつきそって、爬虫類・両生類専門のペットショップを見て廻った。 しかし実はわたしは小動物系を可愛がる感情は昔から特にないので、犬猫だろうとトカゲだろうと蛇だろうと別にあまり関心がなかったりする。可愛いとも思わないが、憎いとも思…

10000

カウンターが10000を超えました。感謝です。 これを機にデザインをちょっといじってみました。しっくりこなかったらまた別のにしますけど(見にくい?)。 あと、これまでは割と個人性を排してこのダイアリーを書いてきた気がするけど、方向転換するか思案中…

コーヒー&シガレッツ

ジム・ジャームッシュ監督、『コーヒー&シガレッツ』を渋谷にて観る。 http://coffeeandcigarettesmovie.com/ 別に今さらわたしが紹介する必要もない気もしますが、コーヒー飲んでタバコ吸ってダラダラしてる様をコントとしてオムニバス形式に並べた映画。…

笑顔の行方

シベリア少女鉄道「笑顔の行方」@新宿サザンシアター。わたしはほとんど演劇は観に行かないけど、どんなもんかを観に。 シベリア少女鉄道 http://www.siberia.jp/ 今日が初日。雰囲気は、記憶喪失+刑事もの+サイコもの+ゲーム、という感じで説明できるだろ…

『私は告白する』

私は告白する 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2004/10/15メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る告白制度という一種のルールの死角をうまく使った脚本づくり。わたしにはシネフィル的知識はありませんが、ヒッチコ…

2000

報道ステーションで古館が言ってたけど、古田(○敦也 ×新太)は確かに年を取るごとにいい顔になっていっている(いやまあ、新太の方もよくなってるんだとは思いますが)。昔の垢抜けないというかイケてない感じも愛らしいといえば愛らしいが、年をとって分別…

購入(『生きることを学ぶ、終に』『スピノザの世界』)

二冊購入。生きることを学ぶ、終に作者: ジャック・デリダ出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/04/22メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (33件) を見るまだ読んでませんが、「enfin」が問題な気が。「生きることは学ぶこと…

60年代のガイドブック

60年代「燃える東京」を歩く作者: ビートたけし,須藤靖貴,日高恒太朗,山崎マキコ出版社/メーカー: JTBパブリッシング発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る今日書店の平積みで見て仰天。こんなんまで出…

雑誌の大道

『季刊d/sign』No.10が書店に並んでました。森山大道氏の写真と話が載ってていい感じ。個人的にはアラーキーよりも大道の不穏な感じが好きだったりする、甲乙つけてしまうならね。二人はしばしば一緒に活動してますけど。 目次とかupしたいんですが、未購入…

メルヴィル

ビリー・バッド (岩波文庫 赤 308-4)作者: メルヴィル,坂下昇出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1976/01/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見る現在読書中。相変わらず知識が脱線して百科全書的に拡散していきそうにな…

タモリの一言

tv

今日の「トリビアの泉」中、「モーツァルトが従妹に書いた手紙の内容は「うんこ」ばかり」というお題のトリビアをやっていた。モーツァルトにスカトロ趣味(?)があるというのは有名な話じゃん、とか思って聞いてたら、タモリが「普通人が愛しあうというの…

ボサノバの歌声

フレンチ・ジャズを日本に広めたピエール・バルーがやっているレーベル「サラヴァ」からでてるパンフに、オレンジペコーの人たち(藤本一馬・ナガシマトモコ)とバルーの対話が載っているんですが、そこにあった興味深い一節。 ピエール●(中略)ブラジル音…

『鴎外 その側面』より

中野重治の『鴎外 その側面』を読んでいたら、ちょっとにやりとする箇所に遭遇。象徴派詩人の日夏耿之助が「鴎外の伝統」について語っている文章に、からんでる部分。 日夏耿之助は、「鴎外とVERSUS文場」というのを書いて結論に書いている。(『鴎外研究』…

久しぶりの神保町

神保町へ寄ってしまったのでした。金欠だ倹約だと言いつつ、あそこへ行くと結局どんなに意志堅固であろうともお金を使わないことは不可能。今日買った五冊。学歴の社会史―教育と日本の近代 (平凡社ライブラリー (526))作者: 天野郁夫出版社/メーカー: 平凡社…

イタロ・カルヴィーノと荒川修作

ひところカルヴィーノにはまっていた。その入口は『冬の夜ひとりの旅人が』で、開けても開けても次がある館のドアをくぐっていくような感覚で読んでいくうちに、いつのまにか迷路に入り込んでいた感じ、と言えばよいでしょうか。冬の夜ひとりの旅人が (ちく…

「JOY」と『マクベス』

この前花見に行った時、カラオケでYUKIの「JOY」を歌った。周知の通り、ユキは男の子を先日突然死で亡くしている。この曲はその以前に書かれたもので、「100年先もそばにいたい」という歌詞がある部分には、歌いながら心が痛んだ。何カ月か前に、テレビのイ…