ペットショップ

今日は友人たちにつきそって、爬虫類・両生類専門のペットショップを見て廻った。
しかし実はわたしは小動物系を可愛がる感情は昔から特にないので、犬猫だろうとトカゲだろうと蛇だろうと別にあまり関心がなかったりする。可愛いとも思わないが、憎いとも思わない。単に動物が生きている、ただそういうことであって、「お前もがんばって生きているな」という感想しか出てこない(個人的には、その確認作業はわたしなりの愛情表現なのだけれど、通常、人はそれを愛情とは呼ばないようだ)。
しかし友人たちの話によると、爬虫両生類系のペットはコレクション的なマニア度が高いらしく、貴重種であればあるほど仲間にいばれるとか聞いた。その反動で、安い動物の処遇はすこぶる低い。今日行った店はましな方らしいが、それにしても水槽の汚さとかはちょっと悲しくなるくらいで、昔の奴隷市場はこんな感じなのだろうかとすら思った。博愛主義に行く気はないが、もう少しいい環境で生きさせてやる方が絶対よいだろうと思う。ペットショップ特有の悲哀感を胸に吸って帰宅した一日。