自注自解

日記タイトル(「それでも舟は進む」)は適当に決めたり変えたりした結果ですが、今回はなぜこんなタイトルになったかを自問自答してみた。
まず最初には↓この印象があったので、あやかってタイトルを付けようと思ったのですが。

セリーヌとジュリーは舟でゆく [VHS]

セリーヌとジュリーは舟でゆく [VHS]

いやいいタイトルの映画ですよね(もちろんタイトルだけじゃない素晴らしさ)。ジャック・リヴェットが『不思議の国のアリス』を一つのモチーフに監督した、1974年の作品。万人に観て欲しい映画の一つ。
そして船は行く [DVD]

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そしてタイトルをひねろうと思ったら、ひねりなしにこのタイトルにそのままかぶってしまった。けどまあいっかーと思って変えず。フェリーニの1983年作品。ピナ・バウシュも出演。これもいい映画ですよね。
犬は吠えるがキャラバンは進む

犬は吠えるがキャラバンは進む

結果的にここら辺とも語感がかぶってしまったような気が(あまり意識せず)。オザケンの現『dogs』の旧タイトル。今どこにいるんでしたっけ? NYで秘密レコーディング中というのは本当でしょうか。
dogs

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しかしこのマンガ↓にも連想が進んだりもする(サザエさんのフネにもいきますが)。
船を建てる 1 (ぶーけコミックス)

船を建てる 1 (ぶーけコミックス)

作者は現在はデザイナーになられているという噂を聞いたりしたことも。
でも、やっぱり船といえば文学史上ではノアの箱船のイメージが強いですかね。
101/2章で書かれた世界の歴史 (白水Uブックス)

101/2章で書かれた世界の歴史 (白水Uブックス)

この小説にはノアの箱船に同乗した生物の視点から、ノア一族のダメぶりがいい感じで書かれている話があって面白かったですね。あと海洋を中心とした文学といえばもちろん『白鯨』ですが今回は触れず。
でもやはり、「それでも〜」という出だしの言い回しで一番有名な台詞は、「それでも地球は動いている」でしょうか。
星界の報告 他一編 (岩波文庫)

星界の報告 他一編 (岩波文庫)

どうでもいいけど「ガリレオ・ガリレイ」って、響きだけでいいですよねー。そんな名前に付けてもらいたかったわー>親