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中平卓馬『ADIEU A X』より

ADIEU A X〔アデュウ ア エックス〕作者: 中平卓馬出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/02/21メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (10件) を見る「撮影行為の自己変革に関して」から。 (スラッシュ部は三行アキ) 1960年…

佐内正史インタヴューより

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2006年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ発売日: 2006/06/06メディア: 雑誌 クリック: 10回この商品を含むブログ (15件) を見る「Before Shooting--Lesson 1 CAMERA/FORMAT カメラとイメージの特性を…

フランシス・ベーコン

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画家で混じりけなく好きなのはベーコンとカラヴァッジオだったりする。ベーコンは描かれている対象の本質性を歪めるほどの強烈なセンセーションと、あの物となった何かがのたくり叫んでいる感じが素晴らしい。カラヴァッジオにもそのヤバさは共通しているよ…

大竹伸朗『カスバの男』

カスバの男 モロッコ旅日記 (集英社文庫)作者: 大竹伸朗出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/07/21メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (54件) を見る そして心臓をわしづかみにする空の青が奇妙な曲線と切れ込む直線で区切られた…

雑誌の大道

『季刊d/sign』No.10が書店に並んでました。森山大道氏の写真と話が載ってていい感じ。個人的にはアラーキーよりも大道の不穏な感じが好きだったりする、甲乙つけてしまうならね。二人はしばしば一緒に活動してますけど。 目次とかupしたいんですが、未購入…

イタロ・カルヴィーノと荒川修作

ひところカルヴィーノにはまっていた。その入口は『冬の夜ひとりの旅人が』で、開けても開けても次がある館のドアをくぐっていくような感覚で読んでいくうちに、いつのまにか迷路に入り込んでいた感じ、と言えばよいでしょうか。冬の夜ひとりの旅人が (ちく…

マルセル・デュシャンと20世紀美術展@横浜美術館

デュシャンというのはとてもわかりにくい芸術家だなーとは以前から思っていたんですが、この「わかりにくさ」は他の「芸術家」から感じるものとはなんか違ってるという感触を捨て去ることができずにいました。それがなんなのかを確認しに、横浜まで。マルセ…

近美常設展

昨日書き忘れましたが、近代美術館は常設展もオススメします。「近代日本の美術」ということでいわゆる名作揃いでフツーに感動して見てしまう。明治〜大正期の絵とかみてると思うんですけど、カラー印刷がなかったころの絵画の色彩の衝撃って今とは全然違う…

痕跡展

初詣に行った後、今日は竹橋の国立近代美術館でやっている「痕跡」展に行く。そう、昨日の日記を読んでくださった方にはおわかりなんですが、ようするにもらったタダ券を即活用したわけです。電車賃もなるたけケチって歩く歩く。お金がないときの街の楽しみ…

バーネット・ニューマン

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某勉強会でバーネット・ニューマンに関する発表を聞く。 ニューマンの作品については、以下のページ等を見てみてください。 http://www.artcyclopedia.com/artists/newman_barnett.html 抽象表現主義に関する考察という、それまでよく知らなかった分野を勉強…