購入（『東京アンダーワールド』『経済の文明史』『at』1号）

東京アンダーワールド (角川文庫)

はい。御察しの通り、「仁義なき戦い」に影響されて買いましたよ。やはり戦後は闇市からっつーことで。善人悪人に関わらず、スケールが大きな人物伝はおもろいのぅ。

経済の文明史 (ちくま学芸文庫)

はいー。最近経済づいてます。とはいってもどうしても経済分析よりも経済史から入るのが私にとっては入りやすいということで。勉強勉強。『大転換』ぐらいもっと昔に読んどきゃよかったなぁ。

クォータリー あっと 1号

これは先月発売でしたが。以下は目次より。

春秋の花１…大西巨人
革命と反復　第一章　永続革命の問題…柄谷行人
ケアの経済学　序章　ケアとは何か…上野千鶴子
「善意」から「生きる力」としてのバナナへ　オルター・トレード・ジャパン、十五年の歩み…堀田正彦×秋山眞兄
バナナ、フェアトレード最前線を歩く　ヨーロッパで出会った現在と未来…岡敬子
バナナの世界地図　１ネグロスの裏庭、沖縄の芭蕉布…石川清
コラム…木川和子・吉澤真満子
流れつづける一まとまりの潮流として　エドワード・サイード、映画『OUT OF PLACE』が追った不可視の〈肖像〉…佐藤真
生きるためのオルタナティブ…田中優
ウカマウ映画自主上映の台所事情…太田昌国
ジャージャー麺一杯の志　ネット新聞『オーマイニュース』の一断面…呉連鎬
移動の世紀の〈再生産労働〉　１不自由な労働力／外国人労働者の現在…安里和晃
「熱狂民主主義」を超えて　小泉・ブッシュ一人勝ち政治を支えるもの…吉岡忍×吉田司
デザイン覚書１　沈黙の一拍…鈴木一誌

「バナナから見える世界」という特集は興味深い。バナナという一つのものを通して、歴史から生物学的な特徴から流通から食文化からと、多様な関わりを浮かび上がらせてゆく。こういう、特定のモノから様々な問題を見かつ対処するという方法は重要な気がします。