購入(『「資本」論』『逝きし世の面影』)

購入@京都ジュンク堂

「資本」論―取引する身体/取引される身体 (ちくま新書)

「資本」論―取引する身体/取引される身体 (ちくま新書)

カバーの文句より。

「私的所有」が制度化され、市場経済が発展し、資本主義の秩序が支配する世界は、それ以前の「自然」な状態よりも、おおむね有益である。だがそうした世界は不平等や労働疎外をも生みだす。それでもなお、私たちはこの世界に踏みとどまるべきであり、所有も市場も捨て去ってはならない。本書はその根拠を示し、無産者であれ難民であれ「持たざる者=剥き出しの生」として扱われることがないよう、「労働力=人的資本」の所有者として見なすべきことを提唱する。「所有」「市場」「資本」等の重要概念を根本から考察した末に示されるこうした論点は、これからの社会を考える上で示唆に富む。

だそうです。未読なのでこれから。

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

こちらは、明治期に日本を訪れた異邦人たちの言説から浮かび上がらせる「日本文化論」。葦書房から出た時は非常に売れた、と著者自身「平凡社ライブラリー版あとがき」で語ってますが、この平凡社ライブラリー版も売れているという話。新刊書店でも割と見つからないということを聞いたので、購入。