購入（『談 no.74』『小春日和』『神谷美恵子日記』『DEATH NOTE』8巻）

『談　Speak,Talk,and Think』no.74、「特集　ゾーエーの生命論−メディカライゼーションへの抗い」購入。
目次は以下。

粥川準二　資源化するからだ……再生医療の供給源としての
小泉義之×金森修　〈対談〉いのち、ゾーエーとビオスの間で
佐藤純一×野村一夫　〈対談〉健康言説とメタメディカライゼーション

そして表紙は牛腸茂雄というのは意外。
小泉×金森対談はゾーエーとビオスの解釈で齟齬が。フーコー、ドゥルーズ〜アガンベンの流れから考えている小泉と、科学史・QOL・現代医療の現場の問題から考えている金森との立場の違いが如実に出てる。ただ二人ともベルクソン『創造的進化』的な発想、つまり生命はその可能性を増すために実験するべきだという方向性では一致してる点が興味深い。
あとは以下を購入。

小春日和(インディアン・サマー) (河出文庫―文芸コレクション)

未読でした。

神谷美恵子日記 (角川文庫)

一九四二年五月二十日（水）、神谷美恵子28歳の日記の一部。

　きょうもかえってひるね。
『キュリー夫人伝』をもう一度よみはじめた。そして、自分のなまぬるい勉強の仕方を省みて、ざんきの念に耐えない。勉強と献身と。これは、両立し得るのだ。要は魂の問題なのだ。だから、機会と境遇に恵まれている時に、全力をつくさなかったら、勉強は永久にできないではないか。
　私もマリー・キュリーの何分の一でもいいから勉強しよう！　やせて卒倒する位までやろう！　この際、装飾的なことは何につかず、一切やめること。
　私の悲しい浅薄な性質も、何とかしてためること。自分が夢中でやらなかったら、人の役に立つ事も絶対に出来ないのだという事を銘記せよ！

若き日の神谷美恵子の自分への叱咤に我が身を振り返ってorz　銘記します…。

DEATH NOTE (8) (ジャンプ・コミックス)

メロはしょっちゅうチョコレートで糖分摂取してるのに、あの体型を維持するのは難しいのでは？　と余計なことばかり気になり本筋についていけてません。