技術論あれこれ
- 作者: 加藤尚武
- 出版社/メーカー: 理想社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
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1 技術は人間を引っ立て、現実のものを取り立てて発掘するように仕向ける
2 「転回」でハイデガーはどのような歴史意識を伝えようとしたか
3 技術と国家―ハイデガー技術論の射程
4 ゲ・シュテル(Ge‐Stell)の訳語について
5 ハイデガーの技術論と柳宗悦の民芸論
6 ハイデガー「技術論」の理論的問題点
ハイデガーの未邦訳のテキストの翻訳も入ってます。
- 作者: 和田伸一郎
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2004/12/20
- メディア: 単行本
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序論
技術と主体化
ハイデガーとヴィリリオ
主体概念の呪縛
第一章 現象学的還元からメディア利用者の〈不安〉へ
導入 仮想人間 仮想現実と現象学的還元
1 〈後ずさり〉
2 メディア現象学
3 〈現存在〉とその〈存在論的〉〈不安〉
4 〈主体〉から〈現存在〉へ
第二章 〈現存在〉としてのメディア利用者、〈頽落〉の引力としての〈不活性〉
1〈現存在〉としてのメディア利用者
2 メディア技術のポテンシャルの人間化から脱人間化へ
3〈現-存在〉から〈速度-存在〉へ、あるいは〈速度-存在〉の〈頽落〉
第三章 〈表象〉の近代から〈現前〉の現代へ
1〈表象すること〉とギリシア人
2〈対象〉と〈モノ〉
3 表象的ではないものとしてのメディア技術
4〈対象〉としてのまなざしの〈現前〉
5 身体残像、あるいは残像身体
第四章 存在の露現としての〈立て組み〉
《存在》と技術
《存在》と《性起》
〈立て-組み〉
〈立て組み〉と〈ロジスティックス〉
自動機械
別の原初
最後に
著者は若干30歳らしいです。こちらはわたしは未購入。「〈立て組み〉と〈ロジスティクス〉」という章は上の本とも重なるのでは。