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いまさらですが。
しかしこの雑誌、紙とかデザインとかすごいよなー。鈴木一誌さんとか戸田ツトムさんといったデザイナー陣が編集協力ですが、デザイナーが思想的なものに積極的なコミットをするのが目立ちはじめたのは2000年を過ぎてからのことでしょうかね*1。それ自体示唆的というか。
内容としては、田中純さんの「大地のノモス」論がかなり興味深かった。あと北田暁大×大澤真幸対談はリフレクションの社会史を構想したいという北田さんの意見がちょっと考えさせられた。連赤とオウムから戦後史を見る感じの対談。
そういやこれ↓も出ましたね。
嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)

嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)

*1:追記。「知恵蔵裁判」はもっと前でしたか。あれも太田出版でしたよね。