織田作之助

オダサクでも読んで元気出したい。

夫婦善哉 (講談社文芸文庫)

夫婦善哉 (講談社文芸文庫)

世相・競馬 (講談社文芸文庫)

世相・競馬 (講談社文芸文庫)

聴雨・蛍―織田作之助短篇集 (ちくま文庫)

聴雨・蛍―織田作之助短篇集 (ちくま文庫)

このはてなダイアリーを書きはじめてわかったのは、わたしは裏町っぽい所をウロウロする感じを描き出している小説が好きな傾向があるなということ。高見順とかも結構好きだったりする。永井荷風は裏町を徘徊しててもいまいち受け付けないんですけど。
織田作之助はほんとオモロイわ、言葉にリズムがあるし。全集で買いたいぐらい。エッセイ「可能性の文学」も結構好き。そういえば昔法善寺横丁に行った時に、ちょうど火災からの復興の募金をつのるイベントで、ジャズの演奏を横丁の入口でやっててすごくよかったのを思い出す。「そうか、織田作の言葉は即興ジャズの精神か」と勝手に頭の中で結びつけて感慨に。あの後に横丁はもう一回火災になったようだけど、最近はどうなっているんでしょうか……。